【腸活コラム】薬に頼らない花粉対策!花粉症と腸の関係とは?


冬が過ぎ、暖かい時期になると悩まされる方が多くなってくる『花粉症』。今や国民病とも言われ、環境省の調査によると花粉症全体の有病率は30%近くにもなります。大規模調査されたのは2008年と1998年ですが、調査期間の10年の間だけでもスギ花粉の有病率は10%近く増加しており、益々悩まされる人が増えてきている現状があります。

 

花粉症と腸内環境は深い関わりがある

多くの方が悩まされる『花粉症』ですが、実は『腸内環境』と密接に関わっています。

腸には体の免疫細胞の70%が集まっています。この免疫細胞は、日々体外の病原菌と戦っています。普段は私達の体を守ってくれている腸内細菌ですが、悪玉菌が優位になるなど腸内環境が乱れると免疫機能が過剰に働いてしまい、本来、異物ではないはずの花粉を異物と認識します。その結果、花粉症の特徴であるくしゃみ・鼻水・目のかゆみなどの症状が出てしまうのです。

 

腸内環境を整えると花粉症の症状が和らぐ!?

腸内環境を整えることで、免疫機能が正常に働くようになります。その結果、花粉への過剰反応が抑えられ、花粉症の辛い症状が和らぎやすくなります。腸内環境を整えるには時間がかかるので、花粉の症状が出る前からの対策が必要です。

 

あなたの腸は大丈夫?腸内環境チェック!


腸内環境は食生活の影響を大きく受けます。
日々の食生活から腸内環境の状態をチェックしてみましょう!

 

腸内環境チェック~生活編~

当てはまる項目にチェックしてみましょう。

□仕事は(事務作業など)座っていることが多い
□イライラしたり、落ち込んだりしやすい
□1日の睡眠が6時間以下
□平日と休日の睡眠時間の差が4時間以上ある
□室内にいることが多い(陽に当たる時間が少ない)
□お風呂に浸からず、シャワーだけのことが多い
□歩くスピードが遅い(遅いと言われる)

 

 

腸内環境チェック~食事編~

当てはまる項目にチェックしてみましょう。

□毎日、500ml以上のアルコールを飲む
□1日に飲む水の量は1ℓ以下
□揚げ物や炒め物をよく食べる
□夜遅くに食事を食べることが多い
□毎日、チョコレートやクッキーなどの間食を食べる
□糖質制限ダイエットをしている
□朝ごはんを食べないことが多い
□味噌、納豆、お酢などの発酵食品をあまり食べない
□1日に食べる野菜が両手のひら1杯分以下
□食事の際、1口当たりの噛む回数が10回以下

いかがでしたか。

それぞれ、3つ以上チェックが付いた方は腸内環境が乱れているかもしれません!

花粉症対策として腸内環境を整えるために、日々の食生活を変えていくことが改善への近道です。

次回は具体的な食生活の工夫をお伝えします。

◎参考
◍花粉症環境保健マニュアル2019(2019年12月改訂版 環境省)

https://www.env.go.jp/chemi/%E8%8A%B1%E7%B2%89%E7%97%87%E7%92%B0%E5%A2%83%E4%BF%9D%E5%81%A5%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AB2019.pdf


◆加勢田 千尋さん(管理栄養士)
腸専門の食育学校を運営する
「一般社団法人CHO-JIN食育協会」代表。
腸の専門家として、薬やサプリメントに頼らない
腸を元気にする食事法を発信している。