【腸活コラム】春の辛い時期を乗り切る!体の内側から花粉対策

暖かくなるにつれ花粉症の方にとってはつらい時期がやってきます。環境省が2008年に行った全国の耳鼻咽喉科とその家族を対象に行った調査によると、3~4人に1人が花粉症であるという結果が出ています。

 

今回のコラムではそんな大勢の方が悩まされる花粉症と腸の関係についてと、免疫力を整えるためにおすすめのレシピをご紹介します。

 

花粉症とはどんな症状なのか

人の体の中にある免疫細胞は、目や口から取り込んだ物質が体に悪影響を及ぼす異物かそうでないかを判断しています。免疫細胞が正常に機能しないと、取り込まれた物質に対して過剰に反応してしまいます。花粉症の人の免疫細胞は、体内に取り込んだ花粉を異物と判断してしまい、鼻水やくしゃみをすることで異物を排除しようとします。

 

腸には免疫細胞が全体の約70%集まっている

この花粉症を引き起こす免疫細胞は、腸の中に全体の約70%が集中しています。もし便秘や下痢などの腸の不調がある場合、腸内の免疫細胞がうまく作用しなくなるので花粉に攻撃をしてしまいます。その結果、花粉症やアレルギーといった反応が体に出てきます。そのため花粉症の症状を軽減したい人は腸活で腸を整えることが重要になります。

 

免疫力を整えるために摂りたい「β―グルカン」とは

腸を整えるために摂りたい栄養素の一つに食物繊維があり、その中でも花粉症を軽減するために摂りたい「β―グルカン」というものがあります。

「β-グルカン」は体の中で消化されず大腸まで届き、腸や免疫力を整えるなどの効果が期待されています。

 

免疫力UPにおすすめ!きのこの常備菜

今回ご紹介するレシピは「きのこのつくだ煮」です。きのこには「β―グルカン」が豊富に含まれており、手に入りやすいことから続けて食べるのにおすすめの食材です。きのこには「β―グルカン」のほかに同じく免疫力を整える脂溶性のビタミンDが含まれているので、良質なオイルと一緒に食べることがおすすめです。えごまオイルなどのオメガ3系オイルをを使用する際は酸化を防ぐため食べる直前にかけましょう。

「きのこのつくだ煮」はそのまま食べても、ご飯のお供にも、サラダの具材にもおすすめです。

きのこのつくだ煮

【材料(作りやすい分量)】
・エリンギ(5㎜幅の拍子木切り)…1パック(約120g)
・まいたけ(大きめに手で割く)…1パック(約90g)

A(合わせておく)
・おろししょうが…ひとかけ
・濃口しょうゆ…大さじ1.5
・みりん…大さじ2
・米酢…大さじ1
・酒…大さじ1

・えごまオイル…小さじ1

 

【作り方】

1.フライパンにAを入れ強火にかける。

2.沸騰したらエリンギとまいたけを加えて水気がなくなるまで炒める。

3.お皿に盛ったらえごまオイルをかける。

 

(レシピ考案:栄養士・ロンジェビティⓇフードインストラクター/柴田今日子)

 


◆加勢田 千尋さん(管理栄養士)
腸専門の食育学校を運営する
「一般社団法人CHO-JIN食育協会」代表。
腸の専門家として、薬やサプリメントに頼らない
腸を元気にする食事法を発信している。